今日は妖怪ウォッチで学ぶプレゼン手法という話をします。
 
妖怪ウォッチはポケモンを超えるといわれる大人気のアニメです。8月に2代目の妖怪ウォッチが発売されたのが即売り切れになり、転売されていることが社会問題なりニュースでも取り上げられていましたので、ご存知の方も多いと思います
 
いまどきのアニメはタイアップに力を入れており、アニメで紹介されたグッズは放送後にはすでにおもちゃ屋で売られていますし、クリスマス直前に新アイテムが大量に投入と子供のハートと大人の財布を狙い撃ちにしています
妖怪ウオッチのアニメでも2代目の妖怪ウォッチの紹介をまるまる1話をかけて紹介しており、アニメ上でなるほどと思った説明を3点紹介します
 

  1. 2代目妖怪ウォッチは過去に仕えた妖怪メダルが使えないから、すべて新しく買い直す必要がある
  2. 初期ロットは不良品がある、プレミアがあるのでむしろ不良品が出た人はラッキー
  3. 人気キャラクターのじばにゃんメダルが3種類あるが設定上問題ないしようである

 
2代目妖怪ウォッチは下位互換性がなく、新しい妖怪メダルを買わないと遊べないという ネガティブな情報に対して子供が納得できるストーリー付与しています。そのうえで、真のファンは並んで買うべきという動機までつけて、子供が親に商品を説 明する際の想定問答集をアニメの中で教えているのです。

これは「自分を一段上の立場に身を置いて物事をとらえてみる。」の似た話なのかと思います。プレゼンでもアニメのような子 供から親への導線を意識することで、参加者に役に立つだけではなく行動するときに必要な情報を含メルコとができます。そうなればより役に立つプレゼンとな るのではないかと、子供と妖怪ウォッチを見て思いました。